予定

2006年10月25日水曜日

仕事部屋のあるアパートの共同玄関を開けて最初に目に入ったのは床に落ちている包丁。かなり使い込まれているのは一目でわ かった。隣に住む中国人料理人(北京飯店勤務)が落としたと想像するのは容易い事なので彼の部屋の前に置いておこう…と思った瞬間、その部 屋の中から聞こえて来たのは男女の激しい怒鳴り合い。
「てめぇ!師匠から預かった大事な包丁どこに落としたんだよ!」「知らないわよ!おおかた酔っぱらってどこぞのチャンネーに見せびらかして忘れて来たん じゃねーの!」とか言ってたとしたら俺が仲裁に入りヒーローになれるところだが中国語はさっぱりわからんのだよ。そしてその部屋には何人住んでいるのかも わからんのだよ。
→静かになった時そっとドアを開けたら包丁もなくなっていた。