予定

2005年2月27日日曜日

◎24(木)→周辺スタッフの注文がバラバラ。そのくせ低予算。時間も切羽詰まってる。揃わない小道具。足りないスタッフ。そのうえ雪が積もりはじめる。あらゆる現象に仕事を邪魔されている気分。胃が痛い。
◎25(金)→2時間程睡眠をとる。雪による交通マヒを心配だったのでかなり早めにタクシーで雪谷スタジオへ。幸いにもスタッフ、出演者の遅刻はゼロ。みなさんプロだ。そしてテンパってた俺が一番アマチュアっぽい。→モデルの女の子が19時までしか居られない、と初めて聞かされてさらにあせる。「○○さんには話してあるはずなんですが…」って言われても俺には連絡が届いていなかった。→とはいえ18時には撮影終了。心配された初心者AD、男優、モデルの性格、ようやく取り戻した俺のカンetc等によって何とか乗り切る。→その日が終わった安堵感と来週末の撮影(今回の倍の撮影量)の不安感が眠れない。やっぱり現場監督は俺には合わん。次回の依頼は断るつもり。(条件次第だなぁ…)帰りのタクシー、渡辺謙と山崎努について運転手と盛り上がる。何でそうなったかは覚えていない。
◎26(土)→妻の身内の葬儀のため3時間ほど睡眠をとった後木更津へ。一度も会った事のない人の葬儀は初体験、不思議な感じがする。妻も最後にあったのは10年程前の事らしい。遺影、集まった人々の顔etc、そういうのを見ながらどんな人だったかをいろいろ想像する内に、まるで昔から知っている人のような気分になる。それはまるで映画のようだ。死についていろいろ考えてたらとても疲れた。自宅に戻るとすぐに寝てしまった。
◎27(日)→たっぷり寝たが起きたらまだ7時、とても得した気分。とはいえ今週の仕事の予定はすでにびっしりで気持ちは休まらない。
→妻は仕事。駅まで自転車で送った帰り道にキャッチボールをしている親子を見た。「おとうさんは高校の頃何の部活にはいってたの?」と息子。「な~んもしとらん」と父親。ひょっとしたら一生息子の記憶に残るかもしれんその言葉を、俺も聞いたと思うと何となく変な感じ。
→家に籠り、連絡をとりながら3/5の撮影の進行表作成。モデルは二人なのに監督は一人。つまり単純計算で前回の倍。時間の節約と衣装の組み合わせに難航。